【レベル7】読了

――読了!!!

 

はい、今回は宮部みゆきさんの【レベル7】です

(あれ? ラノベが多くなるって言ってたはずなのに全然ラノベ読めてないぞ)

 

振り返れば宮部みゆきさんの作品はジュブナイルものしか読んだことがなかったみたいですが初めてミステリーを読みました

 

二組の主人公「記憶喪失の男女ともう一人」と「女子高生の友達を探すシングルマザー」二つの視点・ストーリーが最後に結びついて解決していく話です

これは1990年の作品だったようでそれを知らずに読んだ私は(あれ? ネットや携帯電話つかわないの)なんて思ったものですが解説にそれが書いてあって納得しました

まぁ読んでる途中でなんとなく気が付きましたが、だって途中に出てくるゲームがファミコンですよ笑

 

まぁでも単純にすごいなって感じました

読者の事を理解している主人公たちの動かし方考え方や作りこまれたプロット、内容にほぼ無駄がないのにもかかわらず800ページ弱の量

これ250ページの小説3冊分だ 因みに940円(税別)で2冊分の値段です

最後には二転三転あって(あれ、まだひっくり返るの)って思ってしまいました

最後の締めの一文まで気を遣われていて読み終わってもすっと心に落ち着くものがありました

 

久々にずっとわくわく読み進めてた気がします

シングルマザーの職場が「ネバーランド」という会社なんですが簡単にいうと愚痴聞きやです

30年も前にそんな発想があったのかって感心しました(私まだ生まれておりません)

私事ですけど、ネットでいろんな人の悩み集めたり、働いていたところでほぼ全員から愚痴を聞いていたり、コンビニではクレーム対応全部やらされたりまぁほかにもいろいろあってそういう仕事ならやれそうな気がしてたので、というよりそういうのがライフワークみたいなところがあるので熊本でそういう事務所があれば誰か教えてほしいものですね あまり給料は考えてないので、一人一人の経験が私の給料みたいな?w

 

とても面白かったです

興味があればぜひ一読くださいな