【打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか】観了

GW、本から遠ざかり出したこの頃、1本でも何か観たいなーということで、Amazonプライム・ビデオに来てた【打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか? 】を見つけたので見るかって感じで見ました

(見る多い)

レビュー、評価は星3つに届かないほど 

話題になっていた割にはあまり良くないな

と思いながらクリック

 

この作品は昔ドラマでやってたものらしいですね

ドラマだと高校生と中学生だったのかな?

朝のバラエティーニュースでやってた記憶なので合ってるかわかりませんが

シャフトがどちらも中学生、同級生でリバイバルアニメ化したらしいです

理由は日本のアニメは中学生を描くのが上手いとか

 

率直な感想ですが

(総括はいつも通り一番下に書くのでめんどくさい方は飛ばしてください)

主演の二人、広瀬すずさんと菅田将暉さんでした

やはり俳優起用ものは序盤の演技が酷いですね慣れてないのか日常を演じることがそれだけ難しいのか

周りは声優を生業としている方が多いので余計際立ちます

観ていてもここいいな、ここ変だなとそちらに気をとられる場面も出てきます

俳優を起用した理由ですが、きっと2人を他の人物と差別化することで目立たせる意図があったのではないかと思います

 

物語自体はループものです

主人公の典道がヒロインなずなを取り巻く事情に対し後悔を抱き、謎の球を使ってやり直します

話自体はとてもわかりやすく、典道がただのクラスメイトだったヒロイン(気になってはいた)と疎通をし動いていく、ボーイミーツガールで思春期の子供たちの葛藤や日常をうまく表しながら非日常も描いていると思うのでそこは高評価です

 

演出も化物語まどマギのシャフトということもあって独特さと綺麗さがうまくマッチしてると思います

ちなみに絵も演出も化物語よりでした

キャラの見た目も戦場ヶ原と阿良々木にどこか似てるとこがあります

広瀬すずさんとキャラのミスマッチはそこが影響してるのかも

化物語観ていない方の方がスムーズに見れると思います

 

総括

フル声優で観たかった

メインの2人が意図とは逆に浮いてしまった感ある

それでもいいシーンは多い

演出はシャフトで綺麗かつ化物語に近い

話も意外と単純

だが曖昧にしているところが多く考えさせようとしている

もう少ししっかり描いていいと思う

 

花澤香菜さんまた先生役

またおっぱいいじられてる

 

以上

話題になっただけあって一度は観てみてもいいかなーくらいの作品なので僕も星3つくらいですかねー

ちなみに今年の夏"も"誰かと花火を見る予定もする予定もありません(´;ω;`)

 

【ニート・ニート・ニート】読了

ーー読了

今回は角川文庫より三羽省吾さんのニートニートニートです

久々の投稿ですがめんどくさくなっていた書き込むという作業にやる気を与えてくれた1冊です

 

【内容】

物語はタイトル通りNEETの3人組とわけありの少女が北海道へ旅をするというものになっています。

行き先は少女に振り回されるままに、受け身2人はともかくリーダー格のわがまま野郎も逆らえない不思議な魅力を持った少女の言うがままになってしまいます。

その旅をするなかで出会いがあり、”やの方”に追いかけられたり、おじさんファミリーとであったり、働いたりしていく中で少女の事と旅の理由、主人公たちの心の動きや変化を楽しむ作品となっています

タイトルにはNEETとneatの意味を掛けた形となっていてセンスの良さが読み終われば感じられるのではないでしょうか

 

【感想など】

現在僕はNEETです。

やりたいこともなく、手続きのめんどくささや(職を)何を選べばいいのか自分の中でわからなくなり見えてくるものは社会と自分とのギャップ。

働いてる人たちには見えない世界を見て生活とは呼べない生活を送っています。

(12時間寝て食事やシャワーを浴びて2時間ゲームしてドラマやアニメを少し見て読書して、また朝方寝る)

そんな僕には率直に言うとあまり響かなかったです。

ただ社会との溝が深く広く感じられました。

でも(作品の中にも出てきますが)引きこもりの人は勘のいい人が多いと思います。

感性が豊かな人も多いと思います。(自分がそうだから)

だから僕にはわかります。

働いてる人が手に取ったら少し働くことについての意味や人生の悩みについて考えることのバカらしさ、みたいなものが浮かんでくるのではないでしょうか。

こんな旅をしてみたい。そう思う方もいるかもしれません。

何か行動しようとすると仕事や職場に掴まれて動けないって考えますよね?

でも何のために仕事をしているのか。そう言ったことを考えるのきっかけになる作品だと思います。

行き詰ってるいる方、息詰まってる方、生き詰まっている方。

そういった方に読んでもらいたい作品だと僕は思いました。

映像化もされているみたいなのでよかったらぜひ読んでみてください。

 

響かないとは言いましたが、思うものはたくさんあったし、純粋に面白かったです。

NEET歴1か月半の投稿者

【さよならの朝に約束の花をかざろう】観了

ーー観了!

いつもとは違う特別編ということで

さよならの朝に約束の花をかざろう】です!

P.AWORKSです!

PA好きなんですよねー

 

感想です!(ネタバレ大いに含む)

貧しいほうが人は幸せである

僕はよくこう考えます

人生の道筋もある程度決まっていて振り返ってみると苦労が生きた達成感を与えてくれるからです

何分いろんなものに手を出す余裕もないですからね

先に言いますこれはマキアではなくエリアルの人生です

彼を通してマキアが生きるということ、出会いと別れについて苦悩していきます

それが視聴者を惹きつけます

親子の愛情ってやっぱ惹きつけられますからね

エリアルを拾ったマキアは貧しいながら世間知らずながら懸命に子育てと生活を成り立たせていきます

仲間のことや自分の種族としての価値観との闘いも見ものですね

 

見どころ!

生命感死生観

これは人と伝説がともに生きることで生まれる苦悩ですね

二人の母親

奇しくも望まぬ状況から母親になった彼女らを比べると面白いと思います

構成

物語は帰結する。プロローグ終わりとエピローグ前ここを頭の片隅に置いとくとおお! となるかも。エピローグももどかしさなく終わってくれてるのでスッキリします。(追記、物語の進め方が綺麗で好き)

ED

最後に一枚絵があるからそこまで見て、エンドロールで見終わらないで

 

正月特番面白くないから観てない人はぜひ借りて見てほしい

 

 

【生きてさえいれば】読了

はい読了です

今回は小坂流加さんの「生きてさえいれば」です

前作余命10年も亡くなった後の刊行でこれ以上新しいものが読めないことが残念でなりません

 

内容紹介

心臓が悪くて入院してるハルちゃん

その甥である千景君はハルちゃんが大好きです

そんなハルちゃんは宛名のみの手紙を大事に持っています

それを勝手に届けるために大阪へと冒険に行きます

そこからはハルちゃんの学生時代が描かれます

 

って感じです

簡潔にネタバレ控えで描くの難しいですね

ネタバレ微含む感想ですが

出てくる人物それぞれにドラマがあってその起因の過去もちゃんと描かれてます

またそれがだれも救われない過去で、、、

でもそこは物語です誰にでも転換期というものがあるんですね

現実にもあればいいなー

前作同様恋愛模様のふわっと淡い雰囲気がよく

シリアスなところもさらっと読めるものの感情を揺さぶるものがあるんですよねー

とても不思議な雰囲気なんですよ

 

2作読んでもっと読みたいと思いました

またパソコンとか机とかから出てこないかなー

短編でもいいから

 

てなわけで今回はここまで

気になった方は是非ご一読あれ

【空席】読了

読了〜

アマプラ優秀すぎますねー

映像作品や小説が年3000円で利用できるなんて

今回もAmazonプライムから

今野敏さんの空席です

 

これは署長が異動(出世)になり新しい署長が来るのだが北海道から来るために1日署長の席が空席になってしまい

そこに時間が2つ舞い込んできててんやわんやって割と短いお話です

 

いやすごいシンプルなんだけど面白いですよ 

人物の設定や性格、事件の背景とか的確でお手本みたいだと思いました

 

短いので是非ご一読を

 

アマプラ最新の作品ばかり無料なんだなー

【グラーフ・ツェッペリン 夏の飛行】読了

読了

初めてkindleで読みました

グラーフ・ツェッペリン 夏の飛行

高野史緒さんの作品ですね

Amazon primeで無料で読めたので手に取ってみました

物理的には手に取れないけど

 

率直な感想

雑?

面白い面白くないで言えば面白い方だとは思うんですけど

時間というテーマのぶっ込み方とか少し唐突なところがありました

kindleで読み慣れてないからかなー

眠い中読んだからかなー

 

内容はというと

幼い頃に見た気がする飛行船を従兄弟の天才科学者とその発明を駆使して確かめると言ったものです

 

短いので是非一読してください

他の人の感想見てみたいですねー

 

【レベル7】読了

――読了!!!

 

はい、今回は宮部みゆきさんの【レベル7】です

(あれ? ラノベが多くなるって言ってたはずなのに全然ラノベ読めてないぞ)

 

振り返れば宮部みゆきさんの作品はジュブナイルものしか読んだことがなかったみたいですが初めてミステリーを読みました

 

二組の主人公「記憶喪失の男女ともう一人」と「女子高生の友達を探すシングルマザー」二つの視点・ストーリーが最後に結びついて解決していく話です

これは1990年の作品だったようでそれを知らずに読んだ私は(あれ? ネットや携帯電話つかわないの)なんて思ったものですが解説にそれが書いてあって納得しました

まぁ読んでる途中でなんとなく気が付きましたが、だって途中に出てくるゲームがファミコンですよ笑

 

まぁでも単純にすごいなって感じました

読者の事を理解している主人公たちの動かし方考え方や作りこまれたプロット、内容にほぼ無駄がないのにもかかわらず800ページ弱の量

これ250ページの小説3冊分だ 因みに940円(税別)で2冊分の値段です

最後には二転三転あって(あれ、まだひっくり返るの)って思ってしまいました

最後の締めの一文まで気を遣われていて読み終わってもすっと心に落ち着くものがありました

 

久々にずっとわくわく読み進めてた気がします

シングルマザーの職場が「ネバーランド」という会社なんですが簡単にいうと愚痴聞きやです

30年も前にそんな発想があったのかって感心しました(私まだ生まれておりません)

私事ですけど、ネットでいろんな人の悩み集めたり、働いていたところでほぼ全員から愚痴を聞いていたり、コンビニではクレーム対応全部やらされたりまぁほかにもいろいろあってそういう仕事ならやれそうな気がしてたので、というよりそういうのがライフワークみたいなところがあるので熊本でそういう事務所があれば誰か教えてほしいものですね あまり給料は考えてないので、一人一人の経験が私の給料みたいな?w

 

とても面白かったです

興味があればぜひ一読くださいな